工場の環境負荷データと低減への取組
CO2削減の取組大気への排出
廃棄物削減とゼロエミッション化学物質の管理
水質保全

CO2削減の取組

CO2発生量

 当社のCO2の発生源の85%は生産設備を稼働させるための電気エネルギーで、残り15%のほとんどが冬季暖房のための重油・灯油によるものです。
 事業見直し、生産効率向上などによりCO2削減を進めてきました。
 98年度比で10年度では30%削減となっています。
  近年は生産エネルギーの少ない塩ビ製品から生産エネルギーの大きいポリエチレン製品へシフトが進んでいますが、効率改善や省エネ機器の導入を進め削減に努めています。

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廃棄物削減とゼロエミッション

 当社は工場から排出される廃棄物を減らす活動に取り組んできました。
 99年度からは廃棄物のゼロエミッションに取組み02年2月にゼロエミッション達成を積水化学工業に認定されました。
 10年度には98年度比で廃棄物を60%削減することができました。
  近年は生産量や生産品目の関係等で原単位増の傾向が続いています。
 今後も引き続き効率改善し、廃棄物削減に努めます。

※積水グループの「ゼロエミッションの定義」
全ての廃棄物を原材料又は燃料などのリサイクル資源とする。
(廃棄物を埋め立てしない、単純焼却しない)

※「原単位」
製品を1ton作る時に発生する廃棄物量(kg)
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水質保全

2010年度 工場排水(河川)データ

工場からの排水(主に製品・生産設備の冷却に使用)は石狩川水系の利根別川へ放流しています。
生活排水は公共下水道へ排水しています。


 当社では特定施設がないため水質汚濁防止法の規制対象ではありませんが、法律の規制値よりも厳しい管理基準値を設け水質を管理しています。BOD、CODなどの一般的な指標の他に使用している原材料に含まれる鉛、亜鉛も管理項目に加え水質保全に努めています。尚、上記の他に重金属の使用は有りません。

BOD(Biochemical Oxygen Demand):生物化学的酸素要求量
水中の微生物が呼吸や分解作用の時に消費する酸素量のことです。河川での有機物質による汚濁を測る代表的な指標のひとつです。

COD(Chemical Oxygen Demand):化学的酸素要求量
水中の有機物を加熱分解する時に消費される酸化剤の量を、酸素量に換算したものです。湖沼や海域での有機物質による汚濁を測る代表的な指標のひとつです。また、微生物による指標の適用が難しいときにも使われます。




下記に鉛とn−ヘキサン(鉱油)測定値の推移について紹介します。

 鉛は過去にも測定値が管理基準値を超えたことはありませんが、2000年度まで測定値が管理基準値の50%前後と高い値を推移していました。
 ISO14001取組を始めた2000年度に生産ラインの改善に取組んだ結果、管理基準値の30%前後の数値で管理できています。

 

 当社では冬期間の暖房用燃料として重油、灯油を使用・貯蔵している他、生産設備の潤滑油も多く使用しています。
 これらの油が河川に流出することがないよう努めています。06年度は検出限界付近で若干量が検出されましたが、一時的な現象でした。

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大気への排出

 当社では大気汚染防止法に該当する温風暖房機が8台あり、冬期間稼働しています。下表は稼働中の測定データです。
 2009年度から2台休止しましたので6台稼働の状態でした。稼働中の暖房機はほぼ同じ性能です。代表的なデータとして、温風暖房機3号についてデータの推移を紹介します。

2010年度 温風暖房機 排気ガス測定データ




温風暖房機3号排気ガス推移 (暖房機煙突から排気されるガス中に含まれる各物質の濃度です。)
  管理基準値の5%以下で推移しています。   燃料中のA重油の中に含まれる硫黄分で生成されます。
  管理基準値の10%以下で推移しています。
  管理基準値の30%以下で推移しています。
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化学物質の管理

 当社で使用しているPRTR法に該当する化学物質はスチレンと鉛化合物があり、共に第1種指定化学物質です。以下に届出数値の推移を紹介します。

PRTR法:特定化学物質の環境への排出量の把握と管理の改善の促進に関する法律

 2010年度のスチレン使用量は0.96tonでした。2008年度と比較し、使用量を約18%削減しました。

  

 鉛化合物はプラスチックの安定剤として使用しています。そのため使用量は生産量の増減に影響されます。
2010年度使用量は2009年と比較すると18%増加しました。
そのため排出量(公共水域)も60%増加しました。
 廃棄物排出量は、全てマテリアルリサイクルで再利用されています。
 今後も代替物質の検討など使用量削減に努めていきます。

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